Penn Stationで出会った黒人少年の話 pt.1

HIPHOPからの留学シリーズがまだ途中ですが、毎回それでもつまらなし、自分も飽きるのでw

 

今日は先週木曜日のクラブ帰りに出会った黒人の少年について書いてみる。

 

最近ルームメイトのDJの先輩にクラブに連れまわされているんですが、自分ではなかなか行かないので、すごくありがたいですw 行けばいくで凄い色々な意味で楽しいし、発見しかないw そのうちNYのクラブについても書いてみようと思う。

 

それでは本題へ。

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木曜の夜、コリアンタウンのICHIUMIっていうクラブというよりかはラウンジでルームメイトのまた別のDJの先輩がイベントだったので、遊びに行った。

その帰り道、午前2時ぐらいだったかな。自分はHarlemに住んでいるので、Penn StationからUptown行きの②③番線に乗ろうと先輩とホームに向かってたんだけど、そこで一人の黒人の少年が自分に尋ねてきた。「ここからこの電車に乗ればBronxまで行けるのか?」と。服装とか見てくれはHarlemにいそうなキッズでおそらく高校1年ぐらい。意外とこっちの人間でもSubwayの事情しらねんだなーと思いながら、これに乗れば行けるよって言って一緒にホームへ降りて行った。そしたらそいつが「チケット必要だよな?絶対Bronxに行くよな?」って聞いてきた。あたりめーだろ。あーやっぱりたかられてんだと思ってオレはそいつを残して改札を通った。そのあと振りかってみるとそいつがまだチケット売り場でたじろいでて、どうやら金は握りしめてるっぽいけど困ってて不安そうな面持ちだった。その時ちょうどチケット売り場に警察もいた。1Ride $2.75 自分にとっても大事な金だけど、目の前で黒人の少年が困ってる。自分はHarlemっていう黒人のコミュニティに住まわせてもらってるし、オレは結局見かねて、all rightって言って自分のチケットを手渡してスワイプさせたんだけど、何回通してもうまくいかない。よく見てみるとそいつは正しい通し方を知らなかった。こーやんだよって説明してやっと改札を通って、そいつはオレに「ありがとう。こんなの一回も使ったことねーよ。」って言ってきた。ウソつけw いやスワイプの仕方知らないって事はマジなのか?と思いつつどこに行くのかと聞いたら、逆にオレを警戒するような様子で「これからコネチカットのばあちゃん家に行くんだけど、Wakefieldってとこまで行きたいんだ。これに乗れば行けるんだよね?こんなとこ一度も来たことも無いし、Subwayなんて初めてだよ」と。でオレも君と同じ電車に乗るから乗り換えの駅に着いたら教えてやるよ。って言ったらそいつは「alright thanks」って言ってそっぽを向いてた。あんまり話しかけてもなぁと思ってオレも電話中の先輩のところへ戻った。 でも来るのは①番線ばかりで、一向に②③番線が来ない......  そしてそのあと思いがけない光景を目の当たりにするんだけど.....

 

それでは続きはまた明日。