HIPHOPからの留学 pt.1

Harlemでの日々の生活を中心に書くと以前に書いたけど、まずなんで自分が留学を決意してHarlemに住んでいるのかを書いてみようと思う。

 

まず自分が留学を決意した決定的な原点、理由はHIPHOPカルチャーです。

HIPHOPというカルチャーに出会っていなければ留学とかしていなかったかもしれない。中学でHIPHOPに出会って以来、HIPHOPを軸に人生を送ってきたと思う。音楽はもちろん、服もスニーカーもずっとHIPHOPを軸にして来た。HIPHOPに出会っていなかったら、むしろ自分はどんな人生を送っていたんだろうか? 昆虫博士か自動車整備士か? HIPHOP以前に夢中になっていたものからすればそんなところか。

一番初めに触れたHIPHOPが兄貴が友人から借りたMDに入ってたEMINEMのLose Yourselfで初めてのRAPっていう音楽だった。その時点ではHIPHOPとかRAPとか自分の中では洋楽の一括りに過ぎなかったし、初めて自分世代の洋楽というものを聞いた瞬間だったと思う。すげーかっこいいとは思ったけど夢中になるほどじゃなかった。というよりかは洋楽ってかっこいいんだって感覚だった。ガキの頃からそれぐらいまでは音楽とか遊びとかずっと兄貴を追いかけてきて、兄貴が洋楽を聴き始めるようになって自分も影響されて色々聴いてた。中学生になると洋楽聴いてる奴かっこいいみたいな風潮があった。それこそバックストリートボーイズとかブリトニーとか最初は聴いてたし洋楽コンピってものを知ってからツタヤでシリーズを借りてた。 それから兄貴とか兄貴周りの連中がNITROとかを聴き始めてて、HIPHOPとかRAPってものが今思えばメジャーになってきてた。兄貴がNitrowとか着てたな。でも自分は全然NITROとかJHIPHOPにはハマらなくて、その頃にはもう完全洋楽脳になってた。中1ぐらいかな。自分の友達の兄貴がうちの兄貴と同学年で仲良くて、友達もやっぱり兄貴の影響でHIPHOPとか聞き始めてて、そっから友達同士でどんどんのめり込んでいった。その友達の一人がK.Tって奴で、

 

続きはまた今度